国際個別化医療学会誌

国際個別化医療学会誌
総説 臨床現場におけるサプリメントの使い方
How to Use Dietary Supplements in a Clinical Setting
水上 治
健康増進クリニック
【要旨】
統合医療の現場では,サプリメントの使用は非常に重要であり,西洋医学の弱点を補強する効果が期待できる。わが国ではあくまで薬ではなく,食品として扱われている。
サプリメントには,栄養補助系,茸系,樹皮系,乳酸菌系,その他などがある。サプリメントの機能は,さまざまな研究により,免疫賦活,アポトーシス誘導,腫瘍血管新生阻害,抗酸化などがあることが判明しているが,各製品の薬理作用はごく一部しか明らかになっていない。
病気の予防や治療に,2〜3 種類を組み合わせて使い,3 カ月くらいで効果を臨床的に評価するが,効果がなければ,別の組合せを考える。副作用はほとんどみられないがまれにあるので,何でも好転反応と考えるのは危険であり,注意が必要である。西洋医薬との組合せにも注意したい。混合診療を避けるための工夫が必要である。
今後,臨床データがさらに出てくることを期待したい。
■Key words:サプリメント,統合医療,薬理作用,副作用,混合診療
■連絡先 健康増進クリニック
〒102-0076 東京都千代田区五番町2 横山ビル3階
TEL:03-3237-1777 FAX:03-3237-1778
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