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国際個別化医療学会誌
国際個別化医療学会誌
原著
抗酸化力からみた漢方製剤簡易懸濁法の比較
抗酸化力からみた漢方製剤簡易懸濁法の比較
Determination of the total antioxidant capacity for comparing different types of suspensions of Kampo extract
中永士師明
秋田大学大学院医学系研究科医学専攻 病態制御医学系 救急・集中治療医学講座
漢方製剤を服用する際には湯で溶解させるのが一般的だが，水や電子レンジで溶解させた場合には問題があるのか不明である。そこで，今回，漢方製剤を水，湯，電子レンジで溶解させた3群に分け，抗酸化力の観点から比較検討した。漢方製剤は37剤使用した。全ての製剤には抗酸化力が認められ，それぞれの群間には有意差は認められなかった。抗酸化力に関しては3群いずれの懸濁法を用いても違いはないと考えられた。
■Key words：漢方製剤，抗酸化力，簡易懸濁法
■連絡先 秋田大学大学院医学系研究科医学専攻病態制御医学系救急・集中治療医学講座
〒010-8543秋田市本道1-1-1 E-mail: nakaeh@doc.med.akita-u.ac.jp Tel: 018-884-6185 Fax: 018-884-6450
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〒010-8543秋田市本道1-1-1 E-mail: nakaeh@doc.med.akita-u.ac.jp Tel: 018-884-6185 Fax: 018-884-6450
